片栗粉・小麦粉・重曹で油を固める:油処理の7つの方法

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家庭でよく作る「揚げ物」は多くの人にとってお気に入りのメニューですが、調理後の油の処理には意外と手間がかかりますね。

 

使用済みの油をそのまま排水溝に流すと、冷えて固まることで配管を詰まらせる原因になり、さらには環境汚染を引き起こすこともあります。

 

地域によっては廃油の処理方法に規則が設けられていることもありますが、一般的には「油を固めて捨てる」方法が推奨されています。

 

本記事では、家庭内で簡単に実践できる油の固め方や役立つアイテムを紹介していきます。

 

何かお困りの際は、ぜひこれらの方法をお試しください。

 

食用油を捨てるタイミング 

 

揚げ物に使う油は、使用できる回数に限りがあります。

 

通常、3回から4回の使用が限度とされています。

 

油が泡立ちにくくなったり、色が濃い褐色に変わっている場合は酸化が進んでいる証拠です。

 

これらの兆候が見られたら、すぐに油を廃棄しましょう。

 

油を固めないで処理する方法

※油が完全に冷めた状態で作業を始めてください。

 

①牛乳パックを利用した油吸収法

 

【用意するもの】

  • 洗浄して乾かした牛乳パック
  • 折りたたんだ新聞紙
  • 広げたビニール袋
  • キッチンペーパーや使い古しの布(油を拭き取る用)
  • 強力なテープ

 

【手順】

  1. 牛乳パックの上部を切り取り、開口部を広げます。
  2. 新聞紙を四つに折って牛乳パックの中に入れます。
  3.  ビニール袋を広げ、その上にキッチンペーパーや使い古しの布を敷いて、その上に牛乳パックを設置します。
  4. 油を牛乳パックの開口部からゆっくりと注ぎ入れます。
    ※油が周囲にこぼれないよう、キッチンペーパーや使い古しの布を手元に用意してください。
  5. 牛乳パックに少量の水を加え、自然発火のリスクを減らします。
  6. 開口部を閉じ、テープでしっかりと封をします。その後、ビニール袋に入れて燃えるゴミとして処理します。

 

※牛乳パック1つにつき、処理できる油の量は約500mlです。多くの油を処理する場合は、複数の牛乳パックを使用することをおすすめします。

※新聞紙が手に入らない場合は、古いTシャツや下着でも代わりに使うことができます。

 

②ビニール袋を使って油を安全に処理する方法

 

【用意する物品】

  • 厚手のビニール袋
  • 折りたたんだ新聞紙
  • キッチンペーパー
  • 丈夫なテープ

 

【手順】

  1. キッチンのシンクまたはボウルに、二重にした厚手のビニール袋を設置し、底部には四つ折りにした新聞紙を敷きます。余分な紙オムツがある場合は、それを使用するとビニール袋がより安定し、油吸収効果も高まります。
  2. ビニール袋に油をゆっくりと注ぎ入れた後、自然発火のリスクを避けるために少量の水を加えます。こぼれる恐れがあるため、キッチンペーパーや古布を近くに準備しておくと良いでしょう。
  3. ビニール袋の開口部を太めの輪ゴムでしっかりと締め、更に安全を確保するために強力なテープで封じます。
  4. これらの準備が整ったら、ビニール袋を燃えるゴミとして適切に処分します。

 

油を固めるための代用品

①小麦粉または片栗粉を使って油を固める

 

【準備するもの】

  • 小麦粉または片栗粉
  • 新聞紙
  • ビニール袋

 

【手順】 

  1. 揚げたてのまだ温かい油に、油と同量の小麦粉または片栗粉を入れます。
  2. 油が冷えて固まり始めると、それを新聞紙で包みます。
  3. 包んだ油をビニール袋に入れて処分します。

※小麦粉と片栗粉が両方ある場合は、固める効果が高い片栗粉の使用がおすすめです。

 

②パン粉を使用する処理方法

 

【準備するもの】

  • 賞味期限切れのパン粉
  • 新聞紙
  • ビニール袋

 

【手順】

  1. まだ温かい油に、油と等しい量のパン粉を加えます。
  2. 油が冷えて固まったら、それを新聞紙で包みます。
  3. 包んだものをビニール袋に入れて廃棄します。

※パン粉は開封後に湿気ることが多いので、古くなったパン粉を油処理に役立てると良いでしょう。

 

重曹を利用した方法

 

【準備するもの】

  • 重曹
  • 新聞紙
  • ビニール袋

 

【手順】

  1. 温かい油に、油の量と同じ重曹を加えます。
  2. 油が固まり始めたら、それを鍋から削り取り、新聞紙で包みます。
  3. 包んだものをビニール袋に入れて廃棄します。

重曹は揚げ物後の鍋洗いにも有効です。調理器具を洗う際には食品用の重曹を使用することが推奨されます。

 

使用済み油の活用と回収ガイド

 

①使用済み油で換気扇を掃除

 

換気扇の頑固な油汚れに対して、使い古した油を活用する方法があります。

 

換気扇のフィルターや各部品に古い油を塗布し、しばらく放置した後、使い古しの歯ブラシで強くこすり落とします。

 

この方法で油汚れは新しい油と結合し、べたつきが減少して滑らかになります。

 

その後、温水でしっかりと洗い流します。

 

油分が残っている場合は、通常の食器用洗剤で洗うとさらに清潔になります。

 

②使用済み油の回収サービスを利用する

 

多くの自治体や一部のスーパーマーケットでは、使用済み油をリサイクルするための回収プログラムを実施しています。

 

ご自宅の近くで使用済み油の回収を行っているかどうか、地域のリサイクル規則やスーパーマーケットの情報を調べ、使用済み油を適切に処理しましょう。

 

油を上手に使うコツ

 

油の清潔を保ちながら調理するためには、料理の順序を工夫することが重要です。

 

最初に汚れにくい料理をして、必要に応じて途中で新しい油を少しずつ加えていきます。

 

料理の推奨順序は、【野菜の素揚げ→魚介類や野菜の天ぷら→カツやコロッケなどのフライ物→味付けがされている唐揚げなど→最終的に炒め物】とすると効果的です。

 

魚や鶏肉などの素材は油に成分が溶け出しやすいため、これらは調理の後半に取り組むのが適切です。

 

また、唐揚げやフライをする際には、パン粉や粉が油を汚すことがあるので、注意が必要です。

 

まとめ

 

  • 揚げ物用油は、3〜4回使用したら新しいものに交換するのが好ましいです。
  • 調理の順序を計画的に進め、食用油を効率的に使うためには、素揚げから天ぷら、フライ、唐揚げと順に行うことが最適です。
  • 使用済みの油は、冷えた後に牛乳パックやビニール袋を使用して、古新聞紙や古着、使用済みの紙オムツなどで油を吸収させ、水を加えて自然発火を防ぎながら可燃ごみとして処理します。
  • 油を固める際は、揚げ油がまだ温かいうちに、小麦粉や片栗粉、パン粉、重曹を同量加え、冷え固まったら新聞紙で包んでからビニール袋に入れて廃棄します。
  • 使用済み油の回収は、自治体やスーパーマーケットでも行われていることが多いので、地元の回収プログラムについて問い合わせてみましょう。