「エグゼクティブ会員って、結局お得だったのかな…?」
そんなふうに感じて、やめようか迷っている方、実はけっこう多いんです。
コストコのエグゼクティブ会員は特典が魅力的な反面、年会費が高め(9,900円税込)。
リワードが思ったより貯まらなかったり、買い物頻度が減ってしまったりして、「普通会員に戻したい」と考えるタイミングもありますよね。
でも、やめるにはちょっと注意が必要。
リワードの扱いや返金の条件、再入会の制限など、知らないと損するポイントもあるんです!
この記事では、エグゼクティブ会員をやめる方法や注意点をわかりやすく解説します。
モヤモヤを解消して、スッキリ次のステップへ進みましょう!
コストコのエグゼクティブ会員とは?
まずは基本の確認から。
エグゼクティブ会員って具体的にどういう仕組みなのか、通常会員とどう違うのかを見ていきましょう。
通常会員との違いは?
コストコの会員制度には、大きく分けて2種類あります。
会員種別 | 年会費(税込) | 主な違い |
---|---|---|
通常会員(ゴールドスター) | 4,840円 | 買い物可能 |
エグゼクティブ会員 | 9,900円 | 上記に加えてリワードが付与される(2%) |
エグゼクティブ会員は、通常会員に比べて年会費が倍以上ですが、年間の買い物額に応じて最大2%のリワード(キャッシュバック)がもらえるという特典があります。
年会費と特典の内容
エグゼクティブ会員の特典は主にこちら:
- 年間購入額の最大2%のリワード(上限10万円分まで)
- 会員限定の追加特典(旅行、保険サービスなど)
- 特典付きキャンペーンの案内
ただしリワードは、翌年2月ごろに付与され、次の買い物に使える仕組みです。
現金化はできません。
どんな人に向いている会員?
こんな人にはエグゼクティブ会員がおすすめです:
- 毎月の買い物額が多く、年間で25万円以上コストコを使う人
- ガソリンや家電、タイヤなど高額商品も購入する
- 特典やキャンペーンを積極的に活用したい人
逆に、利用頻度が少ない人や単価の安い買い物が中心の人は、元を取りにくいかもしれません。
エグゼクティブ会員をやめる理由とタイミング
「続けても元が取れないかも…」と感じたら、やめ時かもしれません。
この章では、実際によくある退会理由や、やめるタイミングの見極め方についてご紹介します。
リワードがあまり貯まらないケース
エグゼクティブ最大のメリットであるリワード(2%還元)ですが、年間25万円以上の買い物をしないと、年会費の元が取れません。
たとえば月2万円くらいの買い物では、年間24万円 → リワードは4,800円 → 差額5,060円は実質“赤字”になります。
「思ったよりリワードが少なかった…」という声も少なくないんです。
買い物頻度が減った・元が取れない
- 引っ越しでコストコが遠くなった
- 家族の人数が減った
- 仕事や育児で買い物に行けない
など、生活スタイルの変化で利用頻度が下がった場合、エグゼクティブ会員の恩恵は受けにくくなります。
このタイミングで、通常会員へダウングレードするという選択も視野に入れてよいでしょう。
やめるベストなタイミングとは?
やめるなら、「リワードを受け取ったあと」がベストです。
リワードは毎年2月ごろに付与され、解約後は使えなくなるため、使い切ってから解約するのがおすすめ。
さらに、会員有効期間中であれば、差額分の返金も受けられる可能性があるので、手続きの前に確認しておきましょう。
エグゼクティブ会員のやめ方・手続きの流れ
「やめる」と決めたら、実際の手続きはどうすればいいのでしょうか?
解約の流れ・持ち物・よくある疑問について、ていねいに説明します。
解約はどこで?オンラインでは不可
エグゼクティブ会員の解約は、コストコ店頭のメンバーシップカウンターでのみ可能です。
電話やウェブサイトでは受け付けていません。
また、「エグゼクティブをやめて通常会員に戻す」場合も、同様に店頭で手続きが必要です。
必要な持ち物・注意点
持ち物として必要なのは以下の通りです:
- 本人の会員証(エグゼクティブカード)
- 支払いに使用したクレジットカードなど(必要に応じて)
さらに注意点として、
- 手続きは原則、本人のみ可能
- 店舗によっては混雑していて時間がかかることも
- リワードを使い切ってから解約しないと損する
という点を押さえておきましょう。
家族カードの扱いはどうなる?
エグゼクティブ会員がダウングレードまたは解約されると、その会員に紐づいた家族カードも自動的に切り替わります。
たとえば、通常会員に戻した場合、家族カードも通常会員扱いになります。
特に別の手続きは不要ですが、本人と同時に来店するとスムーズですよ。
返金の条件とリワードの扱い
エグゼクティブ会員をやめる際に気になるのが、「年会費って返ってくるの?」「リワードは使えるの?」という点ですよね。
返金の仕組みと、リワードの注意点を詳しく解説します。
年会費の差額は返金される?
エグゼクティブ会員は、通常の年会費に+5,060円(2025年現在)を追加で支払っています。
この追加分については、加入から1年以内であれば返金が可能です。
という形になります。
ただし、通常会員も含めて完全に退会する場合は、全額返金されることもあります(満足保証制度による)。
手続き前に、どちらを希望するかしっかり伝えましょう。
リワードはどうなる?使い切るべき?
ここが重要ポイントです。
リワード(2%還元分)は、解約した瞬間に無効になります。
つまり、「リワードが付与されたあとに解約する場合は、必ず使い切ってから手続きすること」が大切です。
たとえば:
2月にリワード付与 → 3月に解約 → リワード未使用なら失効!
✅ 店舗での買い物時に「リワードを使います」と伝えるだけでOKです。
解約後の再アップグレード制限
一度エグゼクティブ会員をやめた場合、その後12か月間は再アップグレードできないというルールがあります。
再びエグゼクティブに戻したくなっても、すぐには切り替えできない点には注意しましょう。
やめたあとに困らないためのチェックリスト
「やめたはいいけど、ちょっと後悔…」なんてことにならないように、エグゼクティブ会員をやめる前に確認しておきたいポイントをリストにまとめました。
次にどの会員プランを選ぶ?
エグゼクティブをやめても、通常会員としてそのままコストコを使い続けることは可能です。
選択肢 | 内容 |
---|---|
通常会員(4,840円) | 特典なし、でも買い物や家族カードはそのまま利用可 |
完全退会 | コストコの利用ができなくなる(全額返金あり) |
自分にとってちょうどいいプランを選んでおくと、解約後も安心ですね。
損しないためのタイミング調整
やめるなら、以下のようなタイミングを見計らうのが理想です:
- リワードをすべて使い切ってから
- 年会費返金の対象期間内(1年未満)で
- 特典やサービスを受け終えたあと(例:タイヤ・保険など)
少し先延ばしにするだけで、リワードを失わず、年会費の一部も戻ることがあります。
再入会・アップグレード時の注意点
- 一度解約すると、12ヶ月間はエグゼクティブへの再アップグレードができない
- 再入会する場合、その年はリワードがもらえない可能性もある
再度アップグレードしたい可能性がある方は、「今が本当にそのタイミングか?」をじっくり考えてみましょう。
まとめ:損せず上手にエグゼクティブを卒業しよう
コストコのエグゼクティブ会員は、うまく使えばお得ですが、ライフスタイルや利用頻度によっては「やめたほうがいいかも」と感じることもありますよね。
この記事では、そんな方のために
- やめる理由とベストなタイミング
- 解約の手続き方法と注意点
- 返金の条件やリワードの扱い
- やめたあとのチェックポイント
などをわかりやすく解説してきました。
重要なのは、「なんとなく解約」ではなく、今の自分にとって必要かどうかを見極めること。
しっかり考えて、損なくスッキリと会員ステータスを見直しましょう!