ショウリョウバッタの食べ物は何?餌となる野菜や飼い方を解説

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

ショウリョウバッタは何を食べるの?」

 

そんな疑問を持ったこと、ありませんか?

 

バッタを捕まえた子どもが「飼いたい!」と言い出して、慌てて調べる方も多いはずです。

 

実はショウリョウバッタは、草だけでなく、野菜も食べることがあるんです。

 

でも、なんでも与えていいわけではなく、体調や寿命にも関わってきます。

 

この記事では、ショウリョウバッタの基本のえさから、与え方、育て方の注意点までをわかりやすくご紹介します。

 

お子さんと一緒に観察したい方も、長く元気に育てたい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ショウリョウバッタの食べ物は?基本の餌を解説

 

ショウリョウバッタは、草食性の昆虫です。

 

自然の中では主にイネ科の植物を好んで食べていますが、飼育下では家にあるものなども口にすることがあります。

 

ここでは、どんなエサが適しているのかを詳しく見ていきましょう。

 

ショウリョウバッタは、キャベツやきゅうり、レタスなどの野菜も食べることがあります。

 

特に水分が多いきゅうりは好む傾向がありますが、あくまで代用食としての扱いが理想です。

 

ただし、農薬が残っている野菜を与えると体調を崩すこともあるため、よく洗ってから使いましょう。

 

可能であれば無農薬のものや、自宅で育てた野菜が安全です。

 

自然界のショウリョウバッタが特に好むのは、イネ科の植物です。

 

たとえば次のような草が人気です:

 

これらは公園や道ばたにも生えていることが多く、手に入りやすいのが魅力。

 

根っこごと瓶に挿しておけば、しばらく枯れずに新鮮なまま与えられます。

 

ショウリョウバッタの幼虫や赤ちゃんバッタは、大人に比べて食べる力が弱いです。

 

そのため、柔らかい草や細くて噛みやすいイネ科の葉が適しています。

 

柔らかいエノコログサの若い葉や、短く切ったきゅうりを与えると食いつきやすく、観察もしやすいでしょう。

 

また、霧吹きで草に水をかけておくと、バッタが水分補給もできて一石二鳥です。

 

ショウリョウバッタのエサの与え方と注意点

 

エサが何かを知るだけでなく、どのように与えるかもとても大切です。

 

ここでは、ショウリョウバッタが健康に過ごせるように、エサの与え方や注意したいポイントをまとめました。

 

餌のあげ方と保存方法

 

草をそのまま入れるだけでも大丈夫ですが、より長く新鮮に保つには、瓶やペットボトルに水を入れて草を挿す方法がおすすめです。

 

これなら草がすぐにしおれず、数日もちます。

 

家庭菜園などで採った草や野菜は、乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

 

ただし、濡れたままだとカビが発生しやすいので、軽く水気を取ってから保存してください。

 

エサが傷まない工夫と入れ替えのタイミング

 

エサが古くなると腐ったり、ケース内の衛生状態が悪くなったりします。

 

においが気になったり、草が変色していたら、すぐに交換しましょう。

 

目安としては、夏場は1日1回、秋は2日に1回程度の入れ替えが安心です。

 

腐った野菜や草を放置すると、ショウリョウバッタが食べなくなったり、病気の原因にもなります。

 

餌が足りないとどうなる?元気がないときの対処法

 

エサが足りていないと、ショウリョウバッタは動きが鈍くなったり、脱皮不全になることもあります。

 

また、乾燥しすぎていると水分不足になりがちです。

 

元気がないと感じたら、まずはエサの種類や量、水分状態を見直してみてください。

 

草が固すぎたり古くなっている場合も食べにくくなる要因です。

 

新鮮な草や、きゅうりなどの水分の多い野菜で補ってみましょう。

 

エサ以外にも大切!ショウリョウバッタの飼い方

ショウリョウバッタを元気に育てるには、エサだけでなく、住まいや気温、湿度などの飼育環境も大切です。

 

ここでは基本的な飼育方法についてご紹介します。

 

飼育ケースのおすすめサイズと通気性

 

ショウリョウバッタはジャンプ力が強く、意外とよく動きます。狭すぎるケースではストレスがたまるので、高さが20〜30cm以上あるケースを選びましょう。

 

虫かごやプラケースでもOKですが、通気口がしっかりあって風通しが良いものが理想です。

 

フタをきちんと閉めても、空気がこもらないようにしましょう。

 

すみか作りに必要なアイテムと設置のコツ

 

バッタが落ち着いて過ごせるよう、草や枝をケース内に立てると良いです。

 

土を敷いたり、石を置いても自然に近い環境が作れます。

 

脱皮のときにしがみつく場所が必要なので、つるっとしたプラスチックだけでなく、細い枝や網状の素材があると安心です。

 

脱皮不全は命に関わるため、足場は必須です。

 

冬越しはできる?寿命と季節のポイント

 

ショウリョウバッタは基本的に秋の終わりに寿命を迎える昆虫です。

 

暖かい地域では11月ごろまで生きることもありますが、冬を越すことはほとんどありません。

 

長くても数か月程度の命なので、その間にできるだけ快適な環境で過ごさせてあげましょう。

 

特に朝晩冷える季節は、直射日光のあたる室内など、暖かい場所に置いてあげるのが理想です。

 

ショウリョウバッタのエサにまつわる疑問Q&A

「これは食べても大丈夫?」「最近エサを食べないけど大丈夫?」——実際に飼ってみると、気になることって色々出てきますよね。

 

ここではよくある質問とその答えをまとめました。

 

餌に虫は必要?肉食の心配はある?

 

ショウリョウバッタは完全な草食性です。

 

昆虫や肉類を与える必要はありませんし、興味も示しません。

 

「バッタ 食べ物 虫」と検索されることもありますが、それは肉食のバッタ(例:カマドウマなど)との混同かもしれません。

 

安心して、草や野菜だけで飼育できます。

 

餌をあまり食べないときの原因と対策

 

エサを急に食べなくなると心配になりますよね。

 

主な原因としては、以下のようなことが考えられます:

  • エサが古くなっている・乾燥している
  • ケース内が暑すぎる、または寒すぎる
  • 脱皮前で動きが鈍くなっている
  • 湿度が不足している

 

特に夏場は草がすぐにしおれてしまうため、朝晩2回のチェックがおすすめです。

 

水を軽く霧吹きしておくと、食べやすさがアップしますよ。

 

野草が手に入らないときの代用品は?

 

イネ科の草が手に入りにくいときは、代用品としてきゅうりやキャベツ、サラダ菜などの柔らかい葉野菜を与えましょう。

 

ただし、あくまで一時的なものとして考え、できるだけ早めに野草を探してあげるのが理想です。

 

また、無農薬のベビーリーフやハーブ類(バジル、シソ)を少量ずつ与える例もあります。

 

ただし合う・合わないがあるので、少しずつ様子を見ながら試してくださいね。

 

まとめ|ショウリョウバッタは何食べる?

 

ショウリョウバッタの飼育は、身近な自然と触れ合える貴重な体験です。

 

草さえあれば簡単に飼えるように見えますが、実は「エサの質」や「与え方」「環境づくり」がとても大切。

 

ちょっとした気配りで、元気に長く育ってくれます。

 

ポイントは以下の3つです:

  • できるだけ自然に近いイネ科の草を与える
  • 野菜は代用として使用し、農薬に注意
  • 飼育ケースは通気性と高さが重要、足場も忘れずに

 

毎日のちょっとした観察が、バッタとの信頼関係を育みます。

 

「なんだか食べてないな」「今日は元気だな」——そんな小さな変化に気づけるのも、飼う楽しみのひとつです。

 

この記事が、あなたとショウリョウバッタの暮らしを少しでも楽しくする手助けになれば嬉しいです!